都留市ってどんな町?、大学生が「まちづくり」をする街

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都留市ってどんな町山梨県東部に位置する人口約3万人の街、山々に囲まれた自然豊かな土地で環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれてる綺麗な水とリニアモーターカーが少し有名な場所でもあります。また、市内には大学が3校あり人口約3万人の中、3校の大学の生徒数が約4000人と7.5人に1人は大学生という少し変わった環境の街でもあります。大学生の中には入学時に住民票を移す人も居ますので実際にはそれ以上ということになりますこれに小・中・高の生徒も入りますので、まさに学生の街と言ってもいいでしょう。実際に町を歩くと本当によく学生を見かけます。

そんな都留市を紹介していきます。

都留市って読めますか

     都留市

この街の名前を読めますか?
とるし、とどめし、と読む人が多いのではないでしょうか。
正解は「つるし」、山梨県民は当たり前に読むのですが、県外から来る人はよく間違えるようで、
それは都留市観光協会の皆さんも同じだったようです

都留市ってこんな街です

道の駅つる 

写真は都留市のキャラクター「つるびー」です

都留市は街の周りを御坂山地や丹沢山地などに属する山々に囲まれた山間部にあり、市の南西から北東へ富士山が源流の桂川が流れる平坦地に市街地が形成された街です。
また、この川に沿うようにして中央自動車道富士吉田線、国道139号、富士山麓電気鉄道富士急行線が通っていて、交通の面ではアクセスしやすい場所でもあります。

学生の街

都留文科大学インスタ

街の中心部には公立大学法人都留文科大学、健康科学大学看護学部、産業技術短期大学校都留キャンパスの3つの大学があり、都留文科大学は生徒数が約3000人で1960年に大学が設置された都留市に古くからある大学です。
そのため大学前のバイパス道路は通称「文大通り」と言われたり、富士急行線には「都留文科大学前」という駅などもあるほど、大学の存在が街に大きく影響しています。

リニア実験線

山梨県立リニア実験センター

都留市はリニア実験線がある街としても有名です。
実験線は見学施設もありますが出来た当時は、あまり観光に訪れる人もいませんでした。
しかし近年、富士山が世界登録をされた影響から観光客が増え実験線近くには道の駅が建ち多くの観光客が訪れるようになりました。

街並み

市内を歩くと町の大きさにしては小さなお店が多いような印象を受けます。
これも大学生が多い影響なのか食堂やカフェ、雑貨屋さんなどが目に付きます。
特にパンを販売する店舗は県内でも激戦区と言われるほどの多く人気があるようです。
反対に、本専門に販売する言わいる本屋さんがありません。
これは近年デジタル化が進み、ネットの影響が大きいのかも知れません。

都留市民と学生

都留文科大学の学生たちの多くは教員を目指しており、社会貢献・公的な意識が高いこと、また地域で活躍できる人材育成を目指す「地域社会学科」の存在などの関係からか、一部の学生たちは積極的に町つくりへ参加しています。

どのような「まちづくり」を実践しているかというと、たとえば、市内の小学生のミニバスケットのコーチや監督をしたり、アルバイトで個人的に家庭教師をする学生など教員になるためのスキルを磨く学生や地域住民と共同で様々なイベントを開催する学生もいます。

ゲストハウスゆかり

また、学生だけで施設運営を生徒もしています。
2017年に開業した「ゲストハウスゆかり」は、大学生のみで運営している古民家施設、人と繋がれる場所の創設を目指してというコンセプトから、宿泊客の受け入れだけでなく、学生や地域の方の会議やイベント会場としても利用してもらう場所として解放しています。

また、同じく2017年に開業した「café sowers(カフェ ソワーズ)」も、全員が大学生で運営している店舗。
メニューは軽食やスイーツなどがリーズナブルに楽しめるお店で、提供している料理に使われている野菜は、カフェのスタッフが畑で育てたものを使用しているということです。

公共施設「ぷらっとはうす」の運営ほか、「つる子どもまつり」への参加・運営や、「フィールド・ノート」の制作・発行、ふるさと納税返礼品カタログの執筆など、数多くの「まちづくり」に関わる活動に参加している。

地域住民もそんな大学生たちを全力で応援し、互いに助け合い町を盛り上げています。
このような町は、日本中の地方都市を見渡してもなかなかないのではないだろうか。

まとめ

アクセスのしやすさ、富士山を眺めることができる静かなほどよい田舎、都留市。
地域住民と大学生が力を合わせて「まちずくり」をする都留市に一度足を踏み入れてみてください

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